Shigeko HIRAKAWA
自然 2 − 系統樹 /  死

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系統樹/死、Family Tree / Death
全長130m

フランス、モン・ド・マルサン市、
シグリィ岸と呼ばれるミドゥーズ川の沿岸

長さ12mから18mの5つの楕円形の土のくぼみ、
約40個のナラと松の木の切り株(ひとつの切り株が約1トン)、闘牛場の赤い砂、松25本、空虚

『モン・ド・マルサン、トリエンナーレ彫刻展、日本 −サイト・スペシフィック・クリエーション 1997』
モン・ド・マルサン市、デスピオ・ヴレリック美術館企画野外彫刻展
 
 
モン・ド・マルサ ン彫刻展、カ タログ『モン・ド・マルサン彫刻展、日本―Créations in-situ、1997』


ピエール・レスタニの批評から抜粋
ミドゥーズ川にかかる橋の下流は、その昔アドゥールとバイヨンヌへアルマニャックの樽を運び出 した 土手の河川港があったところで、平川滋子はシグリー岸とよばれている堤の徐々に狭まるところに、二つ目のインスタレーションを展開した。放置された堤の空 間に全長 130mにわたって三つ・の繋がった楕円をおき、その中にはこの地方の闘牛場の赤土を入れ、また根先を上に向けた切り株を積み重ねた楕円と、根を下向きに 入れた切り株の楕円を両端に据えて、丸太材なども利用して一筋のくねった道を描きだした。このアーティストにとって楕円の象徴性は意味の二重性にある。つ まりシンタックスとして楕円という言葉がもつ意味である短縮(近道)は、会話上での予めもくろまれた省略法のことに相当し、また同時に、欠如や空虚の概念 を呼び起こす働きもする。國安のスパイラルは自己への回帰を言及し、平川滋子は生と死の間の本質的な弁証法において、存在のもう一つの深奥を言及する。ア ブロヴォワールの半円形の建物の中の「生」と、ミドゥーズ川の淵の「死」と・・・。

  * 生 ... 作品『変容 / 生』
  * 死 ... 作品『系統樹 / 死』



平 川滋子の文章


 
1996年12月、下見 段階の現場

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モン・ド・マルサン市シグリィ岸
 
 
 
 




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1997年4月、作業開始
 
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1997年5月、作品完成日

     

1997 年5月、オープニングの朝
川に掛かった箸の上からみた作品全体
全長130m
 
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系統樹 / 死
作品全体、130m




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オープニングの早朝、インスタレーション沿いに犬を連れて散歩する人
 





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作品の最後尾
 







1997年8月、オープニン グから三ヶ月目

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