Shigeko Hirakawa

May 22, 2011

La Kunsthalle ラ・クンストハーレ現代アートセンター

La Kunsthalle: ラ・クンストハーレ現代アートセンター

アルザス地方ミュルーズ市。La Fonderie ラ・フォンドリー(鋳物工場)と呼ばれるオート・アルザス地方の大学の建物がここに2007年建設。19世紀に最初の汽車が作られた工場に由来して呼称されていたラ・フォンドリー通りがそのまま大学の建物の名前につけられた。大学La Fonderieの構内に、市の図書館、ならびに子供の芸術学習のためのアトリエ、そして現代アートセンターが同居している。その名をLa Kunsthalle。クンストハーレはドイツ語で美術館の意味でドイツの機関であるかのような錯覚を覚えるかもしれないが、フランス語の冠詞Laがつけられ、れっきとしたフランスの現代アートセンターである。

La Kunsthalle, Mulhouse

La Kunsthalle, Mulhouse

La Kunsthalle, Mulhouse, Photo: S.H.

La Kunsthalle, Mulhouse, Photo: S.H.

Website : http://www.kunsthallemulhouse.com/informations/pratique-coordonnees.php

La Kunsthalle Mulhouse
Centre d’art contemporain
La Fonderie
16 rue de la Fonderie
68093 Mulhouse Cedex
+33 (0) 3 69 77 66 47
kunsthalle@mulhouse.fr

February 6, 2011

現代アートの現場

LA FABRIQUE POLA、ラ・ファブリック・ポーラ - 2009年9月開館。ボルドー市が支援する現代アートのプロダクションの現場。2000年から、ボルドー地域の芸術家や協会が結集し、現代文化の創造に向かって実質的かつ経済的協力体制を作ろうと努力していたが、これにボルドー市が2400平米の建物を提供して目的を整理し、開館にいたった。センターは、版画、写真、オーディオビジュアル、鉄や木材処理のアトリエ、事務整理17室、アーティスト・イン・レジデンス、芸術家用アトリエ、若いアーティストのための構想の現場、食堂、宿泊設備などを完備。600平米の倉庫を備えている。
対象の芸術分野は7分野。造形芸術、建築都市工学、 写真、音楽、セリグラフィー、ビデオ、グラフィズム。活動分野は11分野に及ぶ。年間予算は、80万ユーロ(約9000万から1億円)。

Fabrique Pola
8 rue Corneille
33300 Bordeaux
Tel: 33 (0)5 56 37 96 04
メール

http://www.pola.fr/

January 18, 2011

サン・レジェ公園現代アートセンター

Le Parc Saint Léger - Centre d’art contemporain、サン・レジェ公園現代アートセンター。ブルゴーニュ地域議会、文化省支援現代アートセンター。現代アートの展覧会企画、アーティストインレジデンス(非公募)、野外展を企画。ヌヴェール市から10kmのプーグ・レ・ゾーに位置する。

Le Parc Sain Leger - Centre d'art contemporain

Le Parc Saint Léger - Centre d’art contemporain

http://www.parcsaintleger.fr/
Parc Saint Léger - Centre d’art contemporain
Avenue Conti - (F) 58320 Pougues-les-Eaux
Tél : +33 (0)3 86 90 96 60 Fax : +33 (0)3 86 90 96 61
E-mail de contact: contact@parcsaintleger.fr

January 15, 2011

アベィ・ド・モービュイソン現代アートセンター

Abbaye de Maubuisson, Centre d’art contemporain, アベィ・ド・モービュイソン現代アートセンター : パリ郊外北西部に位置するバル・ド・ワーズ県立現代アートセンター。1241年に設立されたシトー会大修道院を利用して現代アートの施設にしたもの。インスタレーション、ビデオアートなど、現代作家の個展を企画している。

Si proche # 3, installation vidéo de Marcel Dinahet  dans la salle des religieuses de l'abbaye de Maubuisson © Conseil général du Val-d'Oise / Catherine Brossais

Si proche # 3, installation vidéo de Marcel Dinahet dans la salle des religieuses, abbaye de maubuisson, © Conseil général du Val-d'Oise / Catherine Brossais

マルセル・ディナエ(写真上)の展覧会は2011年3月14日まで。

abbaye-de-maubuisson, from Google Earth

abbaye-de-maubuisson, from Google Earth

http://www.valdoise.fr/8216-si-proche.htm

Abbaye de Maubuisson, Site d’art contemporain du Conseil général du Val d’Oise
Rue Richard de Tour - 95310 Saint-Ouen-l’Aumône
01 34 64 36 10 / abbaye.maubuisson@valdoise.fr

December 8, 2010

Palais de Tokyo 現代アートセンター

Palais de Tokyo パレ・ド・トーキョー 現代アートセンター - 2001年フランスで初めて私企業の支援を主体とする現代アートセンターとして開館。現在はフランス文化省の支援を50%受けて運営し、文化省提携現代アートセンターとして全国の現代アートセンターと名を連ねている。初代名誉館長はピエール・レスタニ(2003年死去)、初代ディレクターは、ニコラ・ブリオとジェローム・サンス

現代作家の展覧会を開催。

artist in residence : アーティスト・イン・レジデンスの応募を受け付けている (毎年12月15日受付締め切り)。

また、現在パレ・ド・トーキョーは地下の拡張工事を行っており、2012年には9000平米が開館しそのうち5500平米が展示室として利用されることが決定している。

Palais de Tokyo 地下展示 Photo:S.H.

Palais de Tokyo 地下展示 ソフィー・カルの展覧会、 Photo:S.H.

Palais de Tokyo
site de création contemporaine
13, avenue du Président Wilson, PARIS

Métro Iéna
Bus 32, 42, 63, 72, 80, 82, 92
RER C, Pont de l’Alma
Informations
+33 1 47 23 54 01

October 26, 2010

文化省提携現代アートセンター紹介、2 

文化省提携現代アートセンター、<トゥール市、Le CCC>:

Le CCC, Tours

Le CCC, Tours

1985年に設立した古参の現代アートセンター。2007年にアーティストPHILIPPE CHIAMBARETTAの設計した光の入り口ができた。600平米のスペースは著名なアーティストから若いアーティストまで毎回の企画展で大きく変化をみせる。

Centre de Création Contemporaine C.C.C

53 Rue Marcel Tribut
37000 Tours
+33(0)2 47 66 50 00


October 24, 2010

文化省提携の現代アートセンター紹介、61箇所

フランス文化省の支援を受けて活動する、文化省提携の現代アートセンターは全国61箇所ある。

文化省提携、全国61の現代アートセンターの住所録(CNAP提供)

・ここでは中でも現代アートセンターの古参として名高いケルゲエネックを紹介する。
Domaine de Kerguéhennec, Centre d’art contemporain.

kerguehennec-chateau2

kerguehennec-chateau2

16世紀の歴史建造物が、1972年モルビアン県議会に買い上げられ、直後にマルタ・パンやリチャード・ロング、ジャン=ピエール・レイノーなどの作品が広大な庭園に設置され始めた。庭園の20点以上の作品は主に国の発注で制作されたものである。現在は建造物を利用した展覧会、国際アーティストを招待したアーティスト・イン・レジデンスが行われている。

Domaine de Kerguéhennec, centre d’art contemporain, centre culturel de rencontre,
56500 Bignan

tel: + 33 (0)2 97 60 44 44 -
fax: + 33 (0)2 97 60 44 00 -
e-mail : info@art-kerguehennec.com

September 23, 2010

メイマック現代アートセンター

Abbaye St André、Centre d’art contemporain de Meymac、 聖アンドレ大修道院、メイマック現代アートセンター - 1979年に活動開始。1901年協会法に照らした現代アート協会。テンポラリーな現代アートの展覧会企画が活動の中心となっている。フランス文化省(リモージュ地域DRAC)、リモージュ地域議会、ラ・コレーズ県議会、メイマック市が賛助支援。

Le Centre d’art contemporain est une association loi 1901. Sa mission est de promouvoir et de diffuser la création contemporaine, principalement dans le domaine des arts plastiques. Il conçoit des expositions temporaires mais ne constitue pas de fonds. Il est soutenu moralement et financièrement par le Ministère de la Culture - Drac Limousin, le Conseil Régional du Limousin, le Conseil Général de la Corrèze et le Conseil Municipal de Meymac. La première exposition organisée date de l’été 1979.

Centre d'art contemporain, Meymac

L'Abbey Saint-André, Centre d’art contemporain, Meymac

メイマック現代アートセンター公式サイト、インフォメーションページ: http://www.centre-art-contemporain-meymac.com/infos_pratiques.html

これまで企画されたアーティストのリストと作品 アルファベット順: http://www.centre-art-contemporain-meymac.com/artistes.html

September 20, 2010

グルノーブル現代アートセンター

Le Magasin, Centre national d’art contemporain, Grenoble グルノーブル市、国立現代アートセンター《ル・マガザン》 - 1986年に現代アートセンターとしてオープン。大本はギュスターブ・エッフェルが1900年にパリに作った建物を解体してグルノーブルに運び再建したもので、3000平米の広さを誇る。改築工事後、2006年に再オープンした。

CNAC Le Magasin, Grenoble

CNAC Le Magasin, Grenoble

Le Magasin/ CNAC

Opening times
Tuesday to Sunday, from 2 pm to 7 pm.
Tours on demand for groups in the mornings, from Tuesday to Saturday - Contact: 04 76 21 65 25 or
service-des-publics@magasin-cnac.org

Entrance fees
Normal 3,50€
Reduced 2€ (unemployed, disabled, senior, art teachers, …)

Le Magasin is located nearby the Grenoble SNCF train station - a 10 minutes walk

155, cours Berriat,
38000 Grenoble

《ル・マガザン》公式サイト(英語): http://www.magasin-cnac.org/?lang=en
ページ左上のアートワークスオンライン、あるいはV欄のヴィデオオンラインをクリックすると、アーティストや館長のインタビュービデオが見られる。

May 7, 2010

ネットワーク

文化省の造形芸術庁は、アーティストの活動サーキットを多様化することにも尽力した。

もちろん画廊システムが存在し、あちこち公の展示場もあり、アーティストが発表活動ができなかったわけではない。しかし、画廊はマーケット中心に動いているから、作品の選択も新しいアーティストの採用も、利益優先で行うのが常である。 したがって、ほんとうは多様なはずのアートはいってみれば経済にふるいにかけられて極限され、一般の目に触れるアートは流行一辺倒に陥りがちだった。この意味で、マーケットも負けずに閉鎖的である。
そうした商業中心の芸術市場の間口の狭さに注目した文化省は、まったくマーケット基準から離れ、新しく生まれるアートがそれなりに形になり、きちんと人の目に触れられる活動の現場をつくることに力を入れ始めた。新しい世代のアーティストの育成を目指して、文化省がもうひとつの活動様式を提供したといえるだろう。

地方には80年代、すでにいくつか大きなセンターが現代アートの活動をそれなりに行っていたが、文化省が声をかけて彼らの活動に援助金を回すしくみを敷設した。もとは地域のバックアップのものもあり、また町のものもあり、アソシエーションのものもあったが、ほとんどがしっかりした規模の活動をすぐさま発展させられるような施設の整った現代アートセンターが選ばれ、「文化省つきの現代アートセンター」という総称をもってネットワークを形成したのが80年代後半の話である。これらの現代アートセンターで受け入れるアーティストは、マーケットの外で自由に創造活動するアーティストでなければならず、そのアートはそこで今新しく生まれるアートでなければならなかった。

ばらばらだった現代アートの現場は、こうしてまとめられていき、そのことによって現代アートセンター自身も使命感を増幅していった。文化省つき現代アートセンターの連携は90年代にはりるとまたたくまに、ドイツやイタリアの現代アートセンターまでのび、ヨーロッパのアーティストの巡回やイクスチェンジの場ともなり、ようするにフランスの現代アーティストをヨーロッパに送りだす窓口の役割を担うまでになったわけである。(S.H.)

CNAP-国立造形芸術センター登録、全国87箇所の現代アートセンター、住所録ページ
Annuaire de 87 centres d’art contemporain en France (CNAP)

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