新ブログ、アドレスインフォメーション
平川滋子のブログがすっかり刷新しました。
新しいページはこちらです: http://shigeko-hirakawa.org/blog/
平川滋子のブログがすっかり刷新しました。
新しいページはこちらです: http://shigeko-hirakawa.org/blog/
MATHEMATIQUES - UN DEPAYSEMENT SOUDAIN 数学、不意の旅立ち
2011年10月21日から2012年3月18日。
カルチエ財団コンテンポラリー・アート企画展覧会。
http://fondation.cartier.com
数学者、科学者を9人。数学に関連するアーティスト11人(カルチエ財団コンテンポラリー・アートですでに紹介したアーティスト)を集めて、幾何学、トポロジー、生物学への数学的応用、数式の空間化、数字のセオリー、などなど・・・。ビデオ・インスタレーション、彫刻、インスタレーション。
1月13日金曜の夜、アメリカのスタンダード&プアーズ社が、フランスの発行体格の格下げに踏み切る - 発行体格付けとは、国債や社債などの債券を発行する発行体(この場合、国)の信用リスクの順位をA、B、Cの記号で表すもので、アメリカのスタンダード&プアーズ社、ムーディーズなどのその方面の専門の会社が国際経済の均衡の中で格付けをおこなっている。フランスはユーロ圏の経済危機のみならず、負債額の増加、国内のインフレが激しく、一ヶ月まえにスタンダード&プアーズ社から格下げの警告を受けていたが、今回、今までの最高レベルAAAからAA+へ、一段階の格下げが宣告され、これまでの危惧が現実となってしまった。経済の先行きが暗いばかりではなく、国民総生産の40%に値する大きな負債をかかえ、これが迅速に解消できない場合には、近い将来もう一段階の格下げの危険性を孕んでいる。
今回の格付け見直し(実質格下げ)は、ヨーロッパ連合のほとんどの国が蒙っており、なかでもイタリアは今までのAからBBBへ二段階の格下げとなり、大きな痛手となるもよう。またその反対に、EUの中でも経済成長の優等生はドイツで、トリプルAを保持し続ける。
下: 発行体格、格付けの塗り替え(2012年1月13日)
各方面のリアクション:
フランスの格付けがAAAという世界で最高の格付けを持つ国の一つとして政府は誇りを持っており、経済危機の深刻化の中でスタンダード&プアーズに警告を受けた時期にサルコジ大統領は、「格下げが現実になったら、私は終わりだ」とまで言っていたが、経済の建て直しが困難なことがあきらかになるにつれて、政府は悲観的な態度をおおきく改め、多少の格下げは大勢に影響なし、という表現をするようになった。格下げの心理的インパクトを最小限にとどめようとするかのように、「20点満点を取っていたのを19点しか取れなかったといって嘆いても仕方がないでしょう。現状に変化はないのですから」とは、今日のバロアン財務大臣。
一方、野党はこぞって、現政府の政策による各方面の退廃を糾弾。社会党のエリザベット・ギグは、「2007年から5年間のサルコジ政策で、失業者は百万人も増加し、国の負債は3倍になり、インフレはひどいし、EUの経済危機を緩和するどころかフランスもいっしょに引っ張られていくだけではないですか」と、サルコジ政治を強く批判。またフロン・ナショナルのマリーヌ・ルペン、立ち上がれ共和国のニコラ・デュポン・エニャンはユーロから脱退して自国の通貨へ戻るよう主張した。実際、失業者の激増で2012年初頭に10%という最高の失業率を見込んでいることや、フランスが国民生産高の40%にもあたる1兆6460億ユーロの負債をかかえており、再三の国際通貨基金の忠告にもかかわらず、負債を減らすことができずにいることなど、政策の迷走が目立ち、社会にはユーロへの危機感とともに閉塞感が充満しつつある。
格下げによる実際の影響:
信用リスクが格下げになった(リスクがあると見做されるようになった)ことで、世界市場におけるフランスの銀行の義務が変化するようである。これに伴って、フランス国内のとくに企業への貸付利率が値上がりする。フランス人の3人に1人が、クレジットの値上げを被る計算となる。また地方公共団体で関連の税金の値上がりが予想される。(BMFTV)
移民政策 - 2011年の移民対策の集計がきのう、内務大臣から発表された。フランス在留移民のうち、32900人が国外追放となリ、政府の見込んでいた人数を5000人上回った。また、フランス国籍を取得した外国人は66000人で、平年より30%の減少となった。
My opinion: 国外追放が予定の5000人増というのは、はたして、「フランスへの違法滞在が増えたから?」、フランス国籍取得者が30%減という数字は、「フランスへの帰化希望者が激減したから?」。いいえ、両方とも答えは「NO」、である。これまでも、フランスの外国人政策に関して、ロムなどの追放事件やこうした政府の発表があるたびにブログにしたためて来たとおり、サルコジ大統領が当選して以来、保守政府は在仏外国人に対する処置を特別に厳しくしてきた。サン・パピエ(滞在許可証を持たない人々の通称)と呼ばれる人たちがフランスには大勢いるが、大半は北アフリカのフランスの旧植民地から出稼ぎにきて、すでに何年もフランスに税金を払っているひとばかりである。彼らはきちんと手続きを取って当局に申請しているにもかかわらず、何年も滞在許可証がもらえずにおり、こうした納税者たちが国外追放の対象となっているのである。滞在許可証がもらえなければ、身動きもならない。言ってみれば、滞在許可という身分証明書を持たないことで、見えない折の中に入れられているようなものなのである。
昨年は「アラブの春」でチュニジアから大量の移民がヨーロッパへ地中海を渡ってなだれ込み、フランスへもその支流が流れ着いた。これらの人たちも、一応フランス政府が小銭と飛行機代を出して「帰国」をしてもらっている。こうした扱いの体のよさは、かつてフランスが、アフリカや東ヨーロッパから政治弾圧や戦争のために命からがら逃亡してきた政治移民をかくまって、厳しい環境を配慮してフランスに受け入れていたことのある歴史的な背景を反映しているものと思われるが、これも結局は国外追放に他ならない。政府は「これ以上はフランスに外国人を入れない、これ以上、外国人にフランス国籍をやらない」と言って憚らない。内務大臣は加えていわく、2012年は35000人の国外追放を目標にするそうだ。最右翼フロン・ナショナルのマリーヌ・ル・ペンがまた、「私の真似ばかりするサルコジ」といってほくそ笑んでいることだろう。(S.H.)
地球温暖化の確証 - フランスではまだ1月半ばにもかかわらず、あちこちでつぼみが膨らんでクロッカスなどの花が咲き始めており、早すぎる植物の生育に、春先の農作物の霜被害が懸念され始めている。「農作物が休みを取らずに発育してしまうといいものができないばかりか、霜が降りたら対応できません」と農業経営者。また養蜂農業では、働き蜂が冬眠せずに働いており、早死にする蜂が増加し始めているという。
それに加え最近はロワール川周辺でフランス南部に生息するはずの蝶が見られるようになった。一般に、温度が1°C上昇すると、生物等高線が240km北上すると言われている。近年、長距離を飛ぶハト、雀、ツバメなどの鳥類が30km、また温度に敏感な蝶々類は114kmの北上が確認されたという鳥類研究者の報告が伝えられ、地球温暖化が著しくすすんでいることが確認された。長距離の移動をしないほかの鳥類は、食物などが変化するにつれて激減していくことになるという。このまま温暖化がすすむと確実に動植物の等高線がすっかり変わることが予測される。
物価高騰はディスカウント・ショップから - ディスカウント・ショップで販売される商品が2011年度は8.12%の値上がりを記録したことが明らかにされた。全国レベルの物価上昇率は2.5%と発表されていたが、消費者団体の調べによると4.4%の物価高騰があったとしている。「日用品や食料品、乳製品など毎日欠かせないものが、買い物に来るたびに値上がりしています」とは、消費者の声。
また歴史的に物価高騰の時期を振り返ってみると、毎回の大統領選挙の前に飛びぬけて物価が上がることが明らかにされている。
フリー・ボックス、インターネットを含むパックの驚異的な値下げに踏み切る - フランスで大流行の「ボックス」。電話の通話(通話回数や時間制限なしで外国40カ国も含む)、インターネット、デジタル・テレビ(多チャンネル地上波)をひっくるめてパックにしたもので、すでに数年前から、オレンジ、ヌフ、SFR、フリーなどの会社が競争して値下げを続けてきた。すべて込みで月額39.9ユーロ(4000円強)ないし29.9ユーロ(3000円程度)のチョイスが一般的だったが、今回フリー社が、携帯通話とSMSを従来のパックに組み込んで基本料金19.9ユーロを消費者に宣言。ちなみに組み込まれる携帯とSMSの料金は、携帯通話60分とSMS60本につき2ユーロ(200円)と激安になるそうだ。他の会社も値下げは必定となる模様。(フランス2TV)
<2012年、ニュー・テクノロジー・アート・コンクール> - LIEDTS-MEESEN FOUNDATION企画。
規約:
応募先:
Zebrastraat NV
Zebrastraat 32/001
BE - 9000 GENT
Contact: Isolde De Buck
Tel: +32(0) 477 78 90 98
isolde@zebrastreet.be
要項ダウンロード: www.newtechnologicalartaward.be
———-
<Triennale “INTERNATIONAL GLASS PRIZE”、トリエンナーレ、国際ガラス・プライズ> - Foundation Charlotte Van Derr Seijs 企画。ベルギーのガラス美術館 (Musée du verre Glazen Huis de Lommel)で展覧会。
応募先:
要項ダウンロード: www.internationalglassprize.be
Contact: Glass House
14b Village
BE - 3920 Lommel
問い合わせ: info@internationalglassprize.be
旧年中はアクセスしていただき、まことにありがとうございました。
フランスの現代文化政策が25年のあいだ基礎を作り全国へ派生していった事実を元に、その紹介を兼ねて「フランスの現代文化」へのフランス人の思想について言及しようとして始めたブログは、すでに足掛け3年目となりました。
今年はより一層の文化記事を集め、フランスならびにヨーロッパの動向をご紹介していきたいと思います。(S.H.)
artist in residence - HORIZOME
アーティストインレジデンス公募。
現代アートの研究および制作レジデンス。
自己の研究テーマにたいし追求する態度が明確に伝わり、また、他の表現メディアに転換可能な柔軟性を持つアーティストを募集。
テーマは自由。地域や環境、社会的問題意識が必要。
<条件>
<応募内容>
<応募期限>
2012年1月31日。
<応募先> フランス、ストラスブール市
Association Horizome
28, boulevard Dostoïevski
67200 Strasbourg, France
Tel: + 33(0) 3 69 14 56 42
contact@htp40.org
応募要項およびHorizomeサイト
http://www.htp40.org
---
artist in residence - LA BOX
アーティストインレジデンス公募。
Bourges(ブルジュ)市の国立芸術学校で行われるアーティストインレジデンス。
<条件>
<応募内容>
<応募期限>
2012年3月15日。
<応募先> フランス、ブルジュ市。
担当: Chloé Nicolas
LA BOX _ ensa de Bourges
9 rue Edouard Branly -BP 297
18006 Bourges, France
Tel: +33(0) 2 48 24 78 70
la.box@ensa-bourges.fr
www.ensa-bourge.fr
応募要項ダウンロード
インターナショナル・アートエキスポ、 Hidden 1 Forbidden Identitie’s, Curators: Luca Curci, Elis Saint Juste Gluckstein
ビデオ、写真コンクール。
応募締め切り: 2011年1月9日。
Powered by WordPress