Shigeko HIRAKAWA
- 空気、肺


平川滋子個展
《空気、 肺》

炭鉱博物館(ノール・パ・ド・カレ州立)、鉱山センター企画コミッション
フランス、ルワルド市
2005年 2月 25日ー3月31日

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高さ370cm、直径300cm
フィルム、ファン、電気、木、スチール





ノー ル・パ・ド・カレ州立炭 鉱博物館、 鉱山歴史センター、フランス、ルワルド市
2005年 2月25日 −3月31日
フィルム、ファン、電気、木、スチール


平川滋子のインスタレーション《空気、 肺》は、炭鉱博物館でその意味 を発揮することになった。空気にそよいで揺れる半透明の薄い膜を持った大きなストラクチャーは、人間の肺のデリケートな皮膜を思わせる。
この作品は、坑道の奥で人間が配慮を欠 かさなかった空気の重要性を強調するものである。平川滋子は、炭鉱夫の生命に焦点を当てた作品を実現した。膨らむ構 造のはかなさは、まさに地中で仕事をする人間たちの傷つきやすさを思い起こさせ、また、大気汚染がますます問題になるわれわれの時代の惨劇へと、呼応する ものなのである。



空気、肺


空 気、肺 2009
スイス、ジュネーブ

ヘルス・アンド・クライメート・ファン デーション(U.S.A. 在ワシントンDC)企画


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ジュネーブ、2009



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